奈良の大仏殿造営のため諸国を巡歴していた僧行基が天平3年(731)開山、聖武天皇がこれに伽藍を建立したと伝えられる由緒ある古刹。永禄5年(1560)、毛利元就によって再興された本堂は、唐様式仏殿の軽やかな面影を保つ建築物で、県重要文化財に指定されている。本尊の十一面千手観世音菩薩坐像は行基作、のち、弘法大師が開眼したと伝えられる。昭和55年に建立された阿弥陀堂には、木像では日本最大規模の阿弥陀如来大仏が祀られている。
広島県廿日市市原2180
(1)廿日市駅から徒歩で
(2)廿日市ICから車で(上平良交差点を極楽寺山方面へ)
創建年代:731
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