本樹は、山門を入った右手にあって、四方に展開する枝は連光寺の前庭約530平方mをおおっている。樹種はクロマツで3本の大枝から分かれる大小14枝がみられ、これらは24本の支柱によってほとんど水平に支えられ、陣笠状の樹冠を構成する。寛政7年(1630)の植樹といわれ、広島藩主はその美しい樹形を称して、「近江唐崎の松」もはだしで逃げるであろうとの意味から本樹を「跣足唐崎松」と命名したと伝えられているほど名木の聞こえが高い。
広島県広島市安佐南区長束
(1)安芸長束駅から徒歩で
(2)「祇園方面行」バスで「祇園大橋」下車、南西へ約200m
時期:通年
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