川本の地は、石見の国人である小笠原氏により治められていた。12代当主小笠原長隆は1508年の大内義興の上洛戦に参戦、上洛勢の一翼を担い上洛し、御所の警護を勤めた。これらの功績により足利義植より従五位下・上総介を授かった。その際に拝領した褒美の品の一つが、長光寺にある「獏頭の玉枕(ばくとうのぎょくちん)」であると伝えられている。木彫りで獏の頭を模った玉枕の中には、本物の獏の骨が入っており、獏が悪夢や悩みを食べ、よい夢を叶えてくれると信じられている。また、座禅体験や精進料理(要予約・10名以上)も人気がある。
島根県邑智郡川本町湯谷783
(1)JR三江線「石見川本」駅からバスで
バス停「石見三谷」から徒歩で
(2)浜田自動車道「瑞穂IC」から車で
(3)湯谷温泉「弥山荘」から徒歩で
創建年代:1346年〜1370年
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