安来駅南東約300mの丘陵頂上にある、全長43mの前方後円墳。石段が途中で急になっている部分が、古墳の裾にあたります。1966年に調査、舟形石棺内部に人骨が残っていました。石棺は現在埋め戻され石碑が立っていますが、この展望台からは安来市街と中海が一望できる絶好の場所です。1300年くらい前、史伝を語り伝えることを職としていた語臣猪麻呂の娘がワニに襲われ、命を失いました。毘売塚古墳は、その娘が葬られた墓とされていて、月の輪神事の起源にもなっている物語です。
島根県安来市黒井田町
(1)安来駅から徒歩で
時代:古墳
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