全国でも珍しい四階建ての擬洋風木造建築で、1879(明治12)年に竣工された県内洋風建築最古のもののひとつです。この地は、古くから海上交通の要所として栄え、この建物は、小方謙九郎を施主として、迎賓及び宿泊施設として利用されました。全国的にも珍しい4階建ての建物で、外観内装とも凝った造りになっています。3階の壁に唐獅子牡丹の漆喰彫刻、4階の天井に鳳凰漆喰彫刻、窓にドイツのステンドグラスが残っています。
山口県熊毛郡上関町大字室津868-1
(1)JR山陽本線柳井駅からバスで
「室津」から徒歩で
時代:明治時代
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