国森古墳は、田布施川に臨む標高約41mの丘陵の突端部に造られた古墳時代初期の、方形に土を盛り上げた方墳。墳丘の規模は、南北は約27.5mと見られ、東西は張り出し部を含めて約30m、高さ約4m。頂上の部分には南北の長さ8.6m、東西の幅6m、深さ約1.5mの二段掘りの大きな墓穴が掘られ、粘土の床の上に箱型木棺が納められていました。多数の副葬品から、3世紀の終わりころもしくは4世紀前半に造られたと推定されます。
山口県熊毛郡田布施町大字川西字下大力41、字国森111及び112
時代:古墳時代
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