小豆島の醤油の歴史は古い。寛政年間の末期に高橋文右衛門が商品化に成功し、大坂に出荷したのが始まりと伝えられている。その後、次第に島の醸造家が数を増していき、明治年間になると大小合わせて400戸に達するほどであったが、今は大手のほか30ばかりが残っているにすぎない。道の両側に醤油蔵や醸造場が建ち並び、所々に今は使われなくなった醤油樽や井戸のつるべなどが残っている。
香川県小豆郡小豆島町苗羽
(1)坂手線バスで
丸金前から(「醤(ひしお)の郷」の大のれんを目印に散策してください。)
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