貞亨5年丸亀二代目藩主京極高豊侯によって金倉川河口に築かれたこの庭園は、栗林公園とともに県下の二大名園と称される大名庭園であるとともに、日本三大海浜公園の一つでもある。庭園の中心には京極家先祖の地である琵琶湖を形どった池に近江八景になぞらえた八つの島が配されており、藩主の故郷への想いが今も偲ばれる。園内は1500本余りの鮮やかな松の緑に覆われており、瀬戸内海や讃岐富士を借景に、春には、湖畔に咲き誇るサツキとあいまって訪れる人々の目を楽しませてくれる。園の一角にある丸亀美術館は、美術館としては珍しい日本庭園と調和した数寄屋造りの建物である。ミレー、ルソーなどバルビゾン七星の絵画を集めた美術館として全国的に有名で、コロー、クールベなど自然を愛した自然主義の巨匠たちの絵画も数多く展示されている。
香川県丸亀市中津町25-1
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築庭年代2:昭和54年(再建)
大人:大人:1000円団体20名様以上2割引
大学生:大学生:600円高校生600円
中学生:中学生:400円小学生400円
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