多度津街道は多度津から善通寺、生野、大麻を通るこんぴら参詣の旧街道で、多度津には相撲で有名な雷電為右衛門が金刀比羅宮へ献納した石造りの鳥居が残っている。清少納言や小林一茶もこの道を通ったと言われ、一茶は「おんひらひら蝶もこんぴら参りかな」と金毘羅参詣の句を残している。献灯が50mにわたって並ぶ街道には、70基を数える道標などをはじめ「大麻神社」「清少納言衣掛松」などの史跡があり、往時が偲ばれる。
香川県仲多度郡琴平町
(1)琴平駅から徒歩で
規模:延長/1km
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