小比賀家は、甲斐武田家の一族で、武田家滅亡によって四国へと落ちのび、慶長年間にこの地に居を定めたとされる旧家である。四方に土塀をめぐらし、南側に寄棟造り、かや葺きの午門を構えたこの屋敷は大庄屋であった当時の面影を今に残している。主屋の南西側には池泉回遊式の日本庭園がある。広さ約800平方メートルの庭には池と築山、巨石、庭木などが見事な調和を見せ、県の名勝にも指定されている。
香川県高松市御厩町331
(1)JR高松駅からバスで(御厩バス停下車)
御厩バス停から徒歩で
建築年:江戸時代初期
大人:大人:300円
子供:子供:200円
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