旅の僧侶(弘法大師)が筑後川を渡れずに困っているのを見て、川辺の貧しい漁師が親切に対岸まで渡してあげました。お礼にと、僧が草の葉を川面に投げこむと、それがエツになりました。エツにまつわるこの不思議な話。エツは城島の伝説の魚といわれています。エツはカタクチイワシ科の魚で、日本では有明海湾奥部にしか獲ることが出来ません。晩春から初夏にかけて小旗をはためかせ、霞の中を行き交うエツ舟は、城島の風物詩となっています。屋形船に乗って味わう獲れたてのエツ料理は、そのおいしさと珍しさで話題をよんでいます。
福岡県久留米市城島町上青木314-1
(1)久留米駅からバスで
(2)西鉄大善寺駅からバスで
魚介名:エツ
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