かつて長崎街道の宿場町として大きな繁栄を誇った筑前六宿のひとつで、当時の面影を比較的よく残している。慶長17年(1612)に毛利但馬が土豪内野太郎左衛門の協力を得て開設したとされている。しかし明治初頭頃は旅篭屋は8軒を数えるにすぎず、かわって商家が軒を並べていた。現代、質屋を業とし、文政年間(1818-30)の建築物として主屋を持つ小倉屋をはじめ、古い町家が幾つか残されている。平成16年度より、訪れた方への休憩施設として、友遊館「長崎屋」が開館しました。
福岡県飯塚市内野
(1)筑前内野駅から徒歩で
規模:延長200m
備考:100円100円
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