盛岡で中学・高等農林時代の青春期を過ごした詩人童話作家。賢治の死の一カ月前にあたる8月22日の日付のある文語詩百編の中の一つ。※「かなた」と老いしタピングは杖をはるかにゆびさせど東はるかに散乱のさびしき銀は声もなしなみなす丘はぼうぼうと青きりんごの色に暮れ大学生のタピングは口笛軽く吹きにけり老いたるミセスタッピング「去年(こぞ)なが姉はこゝにして中学生の一組に花のことばを教へしか」弧光燈(アークライト)にめくるめき羽虫の群のあつまりつ川と銀行木のみどりまちはしづかにたそがるゝ
岩手県盛岡市内丸1-37
(1)盛岡駅からバスで
盛岡城跡公園下車から(徒歩すぐ)
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