八代神社は、妙見宮とも呼ばれ、上宮、中宮、下宮の三社よりなり、本社はその中の下宮。この八代神社(下宮)は、文治2年(1186)八代平野の要の位置にあたるこの地に建立された。現在の建物は、元禄12年(1699)と寛延2年(1749)に本格的に改築されたもの。社殿は熊本県の重要文化財に指定されており、屋根は入母屋造りで、正面に千鳥破風が設けられ、これらの妻飾りには数多くの彫刻が使用され、江戸時代中期から後期にかけての社寺建築の特徴をよく表している。11月22・23日にある祭礼(妙見祭)は、九州三大祭りのひとつに数えられ、「八代妙見祭の神幸行事」として、国の重要無形民俗文化財になっている。
熊本県八代市妙見町401
(1)八代駅からバスで(宮地下車すぐ)
創建年代:1186
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