城泉寺阿弥陀堂から少し山に入ったところにあります。もと久米氏の菩提寺でしたが、室町時代に亡び、寺号も宝台寺・鳳台寺などと呼ばれながら、現在の本尊と堂だけが残りました。本尊は像高が180cmもある堂々たる木造で、県指定の重要文化財です。鎌倉後期の作であると考えられています。ことにお産や腰の病気に霊験があるということです。秋の境内には真っ赤な彼岸花が所狭しと咲いています。また、堂より少し高いところには「即身成仏」の遺跡も見られます。また、相良三十三観音めぐりの27番札所となっています。
熊本県球磨郡湯前町瀬戸口
(1)湯前駅からタクシーで
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