ここは当時、第1回衆議院議員を務めた小天の名門前田案山子の別邸で、明治30年暮、五高教授夏目漱石が訪れ、正月の数日を過ごした宿の跡です。漱石は、この時の体験をもとに、後に名作『草枕』を発表。作品中「那古井の宿」として描かれているこの屋敷跡には、今も漱石が宿泊した「離れ」(漱石館)と裸体の女と出会う名場面を生んだ浴場が残されています。
熊本県玉名市小天
(1)熊本駅からバスで
(2)玉名駅からバスで
料金/見学時間/休業日:無料/-/年中無休
創建年代:その他、創建年代/明治時代
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