山鹿市立博物館は、昭和53年4月1日、県内2番目に開館した博物館です。建物は鉄筋コンクリート2階建て、延べ面積681平方mとかなり小さな博物館ですが、展示されている資料は豊富で、山鹿市を中心とした菊池川流域の考古資料のほか、歴史資料や民俗資料を展示しています。全国に唯一の石包丁形鉄器や、30数例しかない巴形銅器など大変貴重な資料も展示しています。博物館周辺には肥後古代の森公園として整備されていて、チブサン・オブサン古墳につながっています。そのほか江戸時代後期の民家や全国第二位の用水橋(石橋)である大坪橋が移設復元されて、文化財のあふれる空間となっています。主な展示資料〔旧石器〕尖頭器(市指定)、ナイフ形石器〔縄文〕縄文土器、土偶、骨角器〔弥生〕丹塗土器、家形土器、中広銅矛(市指定)、巴形銅器(市指定)、鏡、石包丁形鉄器〔古墳〕鏡、勾玉、馬形埴輪、人物形埴輪、鳥形埴輪〔古代〕中村廃寺瓦、墨書土器、凡導寺経筒(県指定)〔中世〕輸入陶磁器、瓦質土器〔江戸〕湯町絵図(市指定)、古事記伝写本(県指定)〔明治〕西南の役山鹿口の戦い錦絵
熊本県山鹿市鍋田2085
(1)熊本駅からバスで
入館者数(年間):12,500人
管理者:山鹿市
大学生:大学生:210円一般、大学生210円
高校生:高校生:50円高校生以下50円
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