通称、荷揚城。慶長2年(1597)に福原直高が大分川河口近くに築城を始めた。しかし、わずか1か月で改易となり、早川長敏に代わった。同6年に竹中重利が入って増築し、それを機会に、それまでの荷揚城の城名を府内城と改めた。このあと、寛永11年(1634)に日根野吉明が、万治元年(1658)に松平忠昭が城主となり、日根野・松平氏の時代が続いた。白雉城ともいう。現在は、石垣・土塀、橋などが補修・整備されて公園となっている。県指定史跡。
大分県大分市荷場町
(1)大分駅から徒歩で
時代:1599
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