霧の立つ町として知られる、四方を杉の美林に囲まれた盆地。この地の霧は底霧と呼ばれ、盆地独特の風物詩。三隈川の流れに沿って、盆地は乳白色のベールにつつまれ、朝10時ごろまでは、太陽が淡く中天にかかり、衣類はしっとりとぬれる。10月中旬から12月初旬が最も濃度が濃い。とくに、この時期の鏡坂からの霧の海は絶品。
大分県日田市
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