大淀川を本流とする庄内川上流に位置し、幅40m、高さ18mにも及ぶ大滝。木々の間から流れ落ちる男滝、女滝がある。「日本の滝100選」にも選ばれている名勝地である。滝上流には世界有数の甌穴(小石や水流で川床の岩盤が削られたもの)があり、国の天然記念物に指定されている。長い歳月をかけてできた大小さまざまな深い窪み(甌穴)が、溶結凝灰岩の河床に刻み込まれている。その形成は現在も進行中で、このような甌穴群は世界でもめずらしく、地質学上貴重なものである。滝から上流600m、最大幅80mに渡って広がる甌穴群は迫力がある。
宮崎県都城市関之尾町6843-20
規模:落差18m幅40m、日本の滝100選
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