戦国期、島津氏の支配が及ぶまでは、付近一帯を統合した肝付氏の居城で、典型的な中世の山城である。南北朝時代の当主兼重は、南九州における南朝方の勇将として奮闘。島津氏に対抗するも、天正2年(1574)、島津氏に攻略され、支配下に入った。城跡は雑木林と畑地になっている。
鹿児島県肝属郡肝付町本城
(1)肝付町役場から車で
時代:1036
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