草創年は不明だが,永仁5年(1297年)以前に建立されたもので,古くから「大野岳権現社」と称されている。明治40年(1907年)頴娃町郡にあった天神宮と愛宕権現社が合肥をされた。同敷地内には,「えい茶顕彰碑」が建立されており,春にはお茶農家が一斉に会した「新茶祭」も行われる地域とのつながりが深い神社である。境内に古井戸があり,石造りの鳥居脇には仁王像と狛犬が1対祀られているが,明治初期の廃仏毀釈の折に,仁王像の頭と腕を破壊されたままの状態で残っている歴史的にも価値の高い文化財である。
鹿児島県南九州市頴娃町郡
(1)西頴娃駅から車で
(2)頴娃ICから車で
創建年代:1297、これ以前の記録も有
備考:無料
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