首里城には6つの門があり、ここはその第二楼門。最初の名を待賢門と称し、のち梁上に「首里」の二字を掲げ、首里門と俗称された。尚清王代に「守礼之邦」と掲げるようになってから守礼門と称せられるようになる。これは、戦後沖縄の平和主義のシンボルとしても名高くなった。約450年前の建築。一見中国風に見えるが、琉球独特の手法で造られたもので王朝時代の建築文化の代表作の一つだった。残念なことに戦災で焼失、1958年に再建された。赤と白のモザイク模様の瓦屋根、二層の屋根の配置の妙と、どっしりした上部を支える四本柱、重厚感と瀟洒をないまぜた容姿は、南の陽光の下で美しい。
沖縄県那覇市首里当蔵町
(1)那覇バスターミナルからバスで(市内線(1、17)番、市外線(46)番に乗車し、首里城公園入口バス停にて下車。)
首里城公園入口バス停から徒歩で
(2)空港駅からモノレールで
首里駅から徒歩で
首里駅からバスで(100円バス)
建築年代1:1527年〜1555年
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