久高島や馬天港など中城湾南部の海岸風景を一望する景勝地にある城跡で、これを築いた大里按司は南山王の一族であった。佐敷の尚巴志に滅ぼされるまではその勢力は本家の南山王を凌ぐほどだった。この城の石垣は、のちに尚巴志が首里城を増築するとき、手渡しで首里まで運ばれたといわれている。
沖縄県南城市字大里
(1)那覇バスターミナルからバスで
時代:1300年代
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