旭山観音堂は、亡学童や戦没者の冥福を祈るために昭和13年建立したもので、文豪徳富蘇峰の定礎。子持ち石に囲まれた堂は平安時代の様式で、三間二面単層四注造の本瓦葺回廊をめぐらしてあり、京都の清水観音堂の様式である。本尊聖観音像は国方林三の作で国宝的傑作である。「旭山御堂の中に拝みぬ瑞巌微妙の聖観世音」土井晩翠
宮城県石巻市北村字朝日山
(1)石巻線・気仙沼線前谷地駅から徒歩で(タクシー10分)
(2)三陸自動車道矢本ICから車で
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