八徳山八葉寺
兵庫県姫路市香寺町相坂1066
八葉寺は、天台宗のお寺で、天平8年(736年)行基上人の開創と伝えられる古刹で、播磨六山の一つである。平安中期に「日本往生極楽記」を著した寂心上人(俗名:慶滋保胤ヨシシゲノヤスタネ)が七堂伽藍を整備した。寂心上人は、書写山円教寺の開創の性空上人と親交が厚く、上人からいただいたと伝えられる沐浴の湯釜が現存しています。また、この寺は、播磨路で一番早い鬼会式(鬼追い)で知られている。鬼追いは、毎年1月7日に赤鬼と青鬼が息災延命、五穀豊穣の願いを込めて踊ります。その他に西日本でも有数の子安の木の群生地でもあります。