養父神社
兵庫県養父市養父市場840
創建は天平9年(737)以前と、但馬でも古い歴史と社格を誇る神社です。農業・養蚕・牛馬の神である倉稻魂命をはじめ、少彦名命・大己貴命・谿羽道主命・船帆足尼命が祀られています。拝殿の前には尻尾を高く上げた狼の石像があります。口を開けているのが雌で、閉じているのが雄です。田畑を荒らす猪や鹿から作物を守る益獣として、狼を守り神にしたといわれています。境内の紅葉は兵庫県下でも有数の名所として有名で、毎年秋には多くの観光客やカメラマンで賑わいます。特に朱塗りの橋の下から見上げた景色は、格別の美しさです。