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一瞬,江戸の昔に踏み入れたかのような錯覚にとらわれてしまう,ここ今井町。約700戸のうち重要文化財9棟を含めて,じつに7割近くの民家が江戸時代の様式を保ち,近世の町並を整然と残しているのである。天文年間(1532〜55)本願寺の一向宗,今井兵部が開いた称念寺を中心につくられた寺内町,東西600m,南北310mの周囲に堀や壁をめぐらせ自治都市として栄えた町である。織田信長と一向宗徒との争いでも被害をうけず,それ以後商業の町として“大和の金は今井に7分”“金の虫干し玄関まで”といわれるほどに繁栄。いまは静かな住宅地域だが連子や出格子,駒つなぎなどはその面影を見ることができる。
藤原宮跡に3つのゾーンを設け、季節ごとの花々を楽しむことができる「花畑」を整備しています。春ゾーンにはヒナゲシ・ハナナ・レンゲを、夏ゾーンにはベニバナやケイトウ・カワラナデシコ・黄花コスモス・ハナハスを、そして、秋ゾーンにはコスモスを栽培しています。
春と秋に開催され、イングリッシュローズを中心に現在2,300種、2,500株のバラが、可憐に優雅に咲き競います。
友好都市(H18.2)である洛陽市(中国)より、平成11年に洛陽牡丹300株の寄贈を受け毎年5月上旬には香久山にある万葉の丘の洛陽牡丹園で見事な花を咲かせています.
水草の1種で水面に浮かび紫色の花を咲かせます。本薬師寺跡周囲にある1.4ヘクタールの水田には、毎年7月初旬に約14,000株が植えつけられ、最盛期には約400,000株の美しい紫色の花が水田一面に広がります。
香久山の入り口にある森林公園です。森林内には様々な植物の展示園があり、万葉集に詠まれた万葉植物が73種植栽されています。
久米仙人ゆかりの寺で、境内には,40種,3,500株のあじさいが鮮やかな花を咲かせてくれます。期間中アジサイ祈願などの行事も行われます。
橿原神宮の南側にあり、奈良時代に造られたとされる溜め池。7月には睡蓮が見られる。
大和三山で最も高い山で死火山です。麓には神武天皇が宮をおいたところとされており、現在は橿原神宮や神武天皇陵の森が森閑とした雰囲気を湛えています。
耳成山は死火山です。万葉集では、「耳梨山」と書かれていました。風変わりな名前ですが、山の形からすると「耳無し」で、山裾のない、真ん丸い山ということになります。大和三山の中では最もバランスの取れた美しい形をしており、三山伝説で香具山と争った山になります。