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総面積約502.38ha・東西約4km・南北2kmという自然公園で,春日山・若草山をはじめ興福寺・東大寺・春日大社なども含まれる。
柳生但馬守宗矩が芳徳寺を建立した後,この地に陣屋を建築,3年を要して1742年に完成したと伝えられている。陣屋は1747年に全焼したが,当時の間取り,石垣などを復原し,公開している。
松林のなかに細長い池があり,浄土式庭園の典型。
奈良ホテル南側の池が庭園跡で,明治時代以降荒廃していたものを復原整備している。
本坊庭園は元禄ごろの作庭といわれる。白砂の後ろに池を設けた小さいが気品のただよう庭で、春には池中いっぱいに燕子花が咲き乱れる。
小堀遠州作と伝えられ,隣接して茶室長闇堂がある。拝観は要予約
飛鳥寺を創建とする大寺元興寺僧房の一つを改築したもので、智光曼荼羅・五重小塔など、寺宝が多い。かつては南都七大寺の一つといわれた。現在は極楽坊境内、東大塔(五重塔)跡や西小塔院跡が国の史跡として指定されている。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。
門跡寺の格式を誇る寺で,本堂は円通殿とよばれ,茅葺きの典雅な姿を見せる。参道に古寺らしい風趣が漂う。拝観不可
能楽の原点といわれる翁舞の行事で知られる。
東大寺大仏殿の西方,天平彫刻の四天王立像がたつ。