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天平年間に実忠が創建したと伝えるが,現在の堂は江戸時代の再建。回廊をはり出して立つ懸崖造りの建物。
柳生家の菩提寺。柳生の里を一望する高台にあり,柳生一族の墓80余基が並ぶ。すぐ下には剣道場が建つ。
大和三門跡の一つにかぞえる清楚な尼寺。本尊十一面観音と光明皇后ゆかりの浴室がある。名園とされる庭園のカキツバタが美しい。
五重塔を配した境内は出入りが自由で,天平彫刻をはじめとする寺宝の数々は見事。創建時の建物はない。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。
奈良阪の旧街道に面して楼門が建ち,主要堂宇は失って荒れた境内をみせる。それが逆に趣をみせている。コスモスやアジサイ、ヤマブキなど花の寺としても有名。
宝亀2年(771)に開かれた槙山千坊の一坊と伝えられ,鎌倉期建立の簡素な本堂内には藤原仏三体が坐す。要事前予約。
若草山の麓に広大な寺域を占める巨刹。奈良の大仏で親しまれる盧舎那仏始め国宝,重文級の文化財が多い。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。
唐僧鑑真創建の大寺。美しいエンタシスの柱で有名な金堂には天平仏が並ぶ。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。
茶道の始祖,村田珠光に縁をもつ寺で,庵跡がある。薬師如来・地蔵菩薩立像などの寺宝がある。本堂,茶室の拝観は10人以上で事前に往復はがきで申込み要。
柳生街道沿い第一の名刹。平安中期開創。松・杉の木立の中に楼門,春日造りの鎮守社が古色蒼然と建つ。