全日本の観光地へ
広がる大パノラマ、360゚の眺望。
元禄2年(1689)「奥の細道」の旅に出た芭蕉は、黒羽に14日間滞在し、門下生と親交を結んだり、周辺の史跡を訪ねたりした。この滞在期間は奥の細道の旅で最も長く、黒羽地区には芭蕉の句碑も多い。
「おくのほそ道」紀行300年を記念してつくられた。自然歩道を生かして芭蕉の歩いた道を表現し、広場では、俳句の中に詠まれた植物を数十種類植栽し日本庭園風な憩いの場。
那須与一宗隆の居城址といわれ、近くには「駒込の池」「鎧渕」などの与一ゆかりの地がある。ここからの展望はすばらしく遠く那須連山を望み、眼下に那珂川の流れが見わたせる。
パノラマ風景が広がる山頂からの眺めは素晴らしい。筑波山や富士山も見ることができることから、「関東の富士見百景」に選ばれている。