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当町における寺院開基で最も古いとされるのがこの江岸寺である。
元は新山にあり、開拓者芳形三郎を祀ったともされている。
元は鳩崎稲荷と称し、海(船)等の守護神であった。
この神社は今でも同地区の鎮守であるが、その創立は不詳である。村の豪族地主の氏神が村の発展とともに鎮守に変化したものと考えられる。境内には古碑は少ないが、拝殿の前に文化11年寄進された石灯籠2基がある。祭神は天照大神で、祭日は現在8月17日である。
文化13年9月29日の判官堂「判官明神」三十人講中の幟あり。年号不明の棟札と御神刀あり。
当寺院の本尊は釈迦如来で、南部守行の遺愛の品とされる「割菱御紋膳部・金箔で家紋双鶴文様の描かれた椀」や慶長12年の銘がある鞍骨(馬具)等が伝世されている。
三陸沿岸一帯に、三千石を領した大槌氏の居城。