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数ある長瀞の石塔婆のなかでも,唯一三連のもの。元亨3年(1323年)の銘があり,明治の末期に現在の宝来島公園から発掘され,鎌倉期の特徴を備えた美しい塔婆。保存の状態がよく650年を経た今もしっかりしていて,貴重な考古資料となっている。
神の燈のほのと明るき夜霧かな
春秋の彼岸の中日,1月15日頃,8月16日の年4回阿弥陀堂で行われる。念仏は鉢形落城にまつわる祖先の供養が始まりと言われ,小正月と盆の16日の念仏は「回り念仏」と称し,部落の戸毎に回り,庭先や部落の小祠の前で大数珠を回しながら念仏を唱える。
公開:無 休業:無休
名勝長瀞の一部に含まれ,緑と渓谷の美しい場所。春にはつつじが咲き乱れ,遊歩道が四方に広がり散策には最高。
荒川中流にある峡谷,長瀞は,さまざまな形の巨岩のある淵瀬や高さ数十メートルの秩父赤壁といわれる岩壁をなしている。岩畳と岩壁は大規模な地殻変動によるもので長瀞の巨岩の典型であり,地質学研究に好適な自然の博物館である。
休業:無休
神日本磐余彦尊(神武天皇)・大山祇神(山の神)・火産霊神(火の神)を御本社にまつり,境内に日本武尊をはじめ五社をまつる。古来,開運厄よけ火防の信仰で関東一帯から講中の参拝で賑わう。現在の社は明治2年(1869)に御本殿再建,明治7年(1874)に拝殿完成。
藤田康邦がここに城を築いたのが,1532年。
通称ポットホール。岩が河床にあったころ水の渦巻運動により摩耗されて丸い穴ができた。直径1.8m,深さ4.8m。日本一大きな大穴と言われている。
在銘青石塔婆中,日本一の高さ(5.35m)を誇る。古来から天道大日様として,うやまれてきた。仲山城主阿仁和直家の13年忌の供養塔と伝えられている。
公開:9:00〜16:00 休業:月 休業:年末年始
長瀞町郷土資料館に隣接する。200年以上を経た民家で,昭和50年に中野上から現在地に移築。