全日本の観光地へ
深耶馬渓を流れる山移川に沿って広がる絶景で、山に突き出た8つの奇岩を一目でぐるりと見渡せることからこの名が付けられた。深耶馬温泉の中心部に設置された円形の展望台に登ると360度を見渡すことができ、一つひとつの奇岩の名前がそれぞれの方向に記されている。紅葉の季節の美しさもすばらしい。
営業:8時〜18時(閉園時間予約により変更あり) その他:年中無休
耶馬渓ダムに隣接する日本庭園だ。昭和60年に耶馬渓ダムが完成した記念として造られたもので、園内には12万個もの耶馬渓の石が使われているとか。周囲の緑とも、自然に溶け合っている見事な造成で、なかには高さ6メートルの巨石も配されるなど、耶馬渓の雄大さと一体化した庭園美を醸し出している。
耶馬渓町の中心部に位置するこのダムは、毎年7月に開催される耶馬渓ダム湖祭りの舞台にもなる観光名所。夏場になって水温が20度を超えると湖面から35メートルの高さにまで噴水が吹き出すという仕掛けもおもしろい。ダムを横断できる歩道があるので、涼しげな噴水を間近から存分に眺めることができる。
営業:9時〜17時(受付〜16時30分) 定休日:月 休業:定休日が祝日の場合は翌日休、12月28日〜1月4日
文化全般や工芸品など大分県の歴史や文化のあらゆる情報を発信している大分県立歴史博物館。国東半島にある富貴寺の大堂復元模型や宇佐神宮の本殿模型、国の重要文化財である天福寺塑像三尊仏などの貴重な物から、竹細工や和傘など県を代表する工芸品まで詳しく知ることができる。大分の情報収集はばっちり。
営業:9時〜16時 休業:12月〜2月、営業期間中は雨天時・馬の不調時は休
馬のひづめの音が心地よく響く、由布院の観光辻馬車。JR由布院駅を出発し、約40〜50分かけてゆっくりと由布院の町を散策し、由布院駅へ戻るコースだ。9時から30分ごとに1日15便が運行している。1便の定員は10人で、当日の朝8時50分から予約を受け付けている。のんびりと馬車での観光を楽しんでみては?
営業:10時〜15時10分 休業:不定
イギリス製のクラシックカーを改造した、懐しい雰囲気を漂わせる観光タクシー「スカーボロ」。レッドとクリームのツートンカラーのかわいらしい外観は湯布院の町に似合っている。JR由布院駅がスタート地点で1日に5便が運行している。当日の朝8時50分より由布院温泉観光案内所で予約を受け付けている。
営業:売店8時30分〜17時30分(10月〜翌3月〜17時) その他:年中無休
標高1038m、360度視界が開けた場所柄、昔から「県境の字を見る」ポイントになっていたため、字見台=あざみだいと呼ばれてきたとか。ベンチに座っていても、南に阿蘇五岳、振り向けば九重連山がバッチリ眺められる。地元の特産品が揃う売店やレストランもあり、休憩ポイントとしてもおすすめ。
標高1333m、やまなみハイウェイ最高地点にある峠。久住山への登山口でもあり、休日は登山客で賑わう。登山口の対面にある展望台からは、間近に迫る九重連山、遠くは阿蘇五岳が見渡せる。さらに、春は山肌を覆うミヤマキリシマ、秋の紅葉、冬は樹氷と、くじゅうの自然が感じられるビューポイントだ。
営業:6時〜21時30分 その他:年中無休
涌蓋山の麓に位置する筋湯温泉。古くから湯治場として知られ、共同浴場も4カ所あるが、中でも一番有名なのが「うたせ大浴場」だ。湯船の奥に設けられたうたせ湯は、ズラッと十数本。滝のように勢いよく流れる湯で腰や肩などをマッサージするとホカホカと体の芯から温まり、コリと疲れをスッキリ癒せそうだ。
営業:7時55分〜19時、日祝変更あり その他:年中無休
日田散策に便利なのが主要な見所をつなぐ、ひためぐり号。1時間おきにサッポロビール園、隈温泉旅館街、日田バスセンター・日田駅、豆田町、月隈公園間を結ぶ。運賃は通常の路線バスと同じで距離によって変わるが、観光には1日フリー乗車券(500円)がお勧めだ。バスセンターとバス車内で販売中。