観光地検索

全日本の観光地へ

1203 件の 40 ページ目 (0.002 秒)

旧小西家住宅(小西儀助商店)

薬問屋街の道修町に残る旧小西家住宅は、近代大阪の町家を集大成した和風建築(国の重要文化財)。小西家は、初代儀助(ぎすけ)が安政3年(1856)、京都から大阪道修町に出て薬種業・小西儀助商店(現・コニシ株式会社)を創業したことに始まる商家。現在の建物は明治36年(1903)から3年かけてつくられたもの。主屋裏には奥庭を挟んで衣装蔵および二階蔵がある。衣装蔵は明治45年(1912)の上棟で三階建の土蔵造。建築材も良材を使い、シンプルながらも各部屋や茶室などには凝った意匠や工夫の跡が見られる。居住部の台所の土間には、家族、従業員ら約50人の食事を賄った大きなかまどがあるとか。新社屋へ移転する前は、座敷に絨毯を敷き、机の上にはコンピューターが並ぶという事務所風景が見られたという。現在も関連会社が事務所として使っている(一般公開していない)。

鉄砲鍛冶屋敷井上家住宅

江戸時代から続く堺の鉄砲鍛冶井上関右衛門の居宅兼作業場兼店舗。1689年の元禄ニ年堺大絵図にも店舗の記載がある。堺にただ1つ現存する当時の鉄砲鍛冶屋敷。現在部屋となっている母屋の北側は鍛冶場で、南の家を次々と入手し鍛冶場を広げ、大座敷を設けたよう。江戸初期から末期に亘る鉄砲鍛冶の生活の実態を知る上で貴重な建物。

咲くやこの花館

営業:10:00〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28〜1/4)

花博記念公園鶴見緑地内にある、日本有数の総合植物館。もともとは、EXPO’90「国際花と緑の博覧会」で大阪市のパビリオンとして使われたもの。名称の「咲くやこの花館」は、当時一般公募で決定したもので、古今和歌集にうたわれている、「難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」の古歌に由来したという。館内は展示会や、音楽会を開催できるフラワーホール/ヤシやガジュマルなどの熱帯雨林植物展/ハワイやタヒチの美しい風景を連想させる熱帯花木室/アフリカや南・北アメリカなどの乾燥地に生えるサボテン・多肉植物室/山岳部に見られる高山植物室/南・北極の植物を展示した極地植物室/外部庭園/展示室のゾーンからなり、合わせて2600種、約15000株の植物を栽培展示している。外観は約5000枚のガラスが用いられ、水面に浮かぶスイレンをイメージしたもの。季節ごとに様々なイベントも開催される。

高島屋史料館(株式会社高島屋)

営業:10:00〜17:00 定休日:水・日曜日、年末年始、展示替えの期間

高島屋史料館は、高島屋の株式会社設立50周年記念事業のひとつとして、昭和45年に高島屋東別館3階に設置され、一般にも公開されるようになった。館内には創業以来の美術工芸品や染織刺しゅう製品、能装束等、約2万点の史・資料コレクションが保存・展示されている。常設展示室では、年代順に並べられた珍しい写真や、貴重な古文書・メダル・賞状類の歴史資料にくわえ、さまざまな広告物や包装紙・カレンダーなどによって、高島屋170年の歩みの中で培われた高島屋の伝統が伝わってくる。また、3ヵ月ごとにテーマを変えて開催されている特別展では、美術染織品の下絵デザイン図や高島屋と交流の深い絵画や工芸などの作家の作品を見ることができる。ぜひ見ておきたいのが、常設室内に安置されている玉虫厨子。これは五千数百匹の玉虫をつかい9年の歳月をかけて完成された、法隆寺国宝の実物大の模型で、現在では製作不可能な逸品だという。

ミナミ株式会社旧川崎貯蓄銀行福島出張所

営業:外からの見学:随時

ベルリン工科大学で学んだ、大正期の中葉に甦った20世紀の歴史主義・ヨーロッパ派:矢部又吉によって設計された建築物。円弧を描いた正面と、古代ギリシア建築に見られるイオニア式柱が優雅な建物。

越中井

細川越中守忠興の妻、細川ガラシャ夫人が石田三成の人質になることを拒み、この地で果てたといわれています。近くの聖マリア大聖堂には夫人像があります。

岸和田だんじり会館

営業:10:00〜17:00(入館は16:00まで) 定休日:毎週月曜日(祝日にあたる時は開館)、年末年始(12/29〜1/3)

全国に知られている「岸和田だんじり祭」は江戸時代中期に始まり、300年の伝統を誇る。岸和田だんじり会館はそんな祭の長い歴史や迫力を目の当たりにできる施設。館内のイベント広場では実物のだんじりと27面のマルチスクリーンによる映像で祭の熱気と迫力をリアルに再現。天保12年(1841)に製作され、幕末から平成まで実際に町内を曳航されていた旧紙屋町のだんじりも展示されている。紀州街道の古い町並みを再現し、だんじりの原点をわかりやすく紹介しているコーナーや祭の花形である大工方の気分を味わえる体験コーナー、祭りの仕組みやだんじりの飾り、だんじりばやしで使われる楽器類などを間近で見られるコーナー、だんじり大工と彫物師の匠の技を解説する技・匠資料館など見どころがいっぱいだ。

みさき公園

営業:9:30〜17:00 定休日:不定休*要確認

みさき公園は、1957年の開園以来、半世紀にわたって子供たちに夢と喜びを与えてきた老舗遊園地。南海本線「みさき公園」駅を降りると、そこはもう子供たちの夢の世界。高さ15mからの急降下が迫力の「タイダルウェーブ」や海のそばを走り抜ける「ジェットコースター」、ちびっ子に人気の「アニマルトレイン」などが楽しめるのりものエリア、トラにキリン、フラミンゴなどに出会える動物園エリア、ダイナミックな演技を披露してくれるイルカショーなど、楽しさいっぱい。ミニブタやヤギ、ウサギなどと触れ合える「動物ふれあい広場」なども人気。また、観覧車や観光灯台からの景色は、海と空と緑を満喫できる。天気のいい日は、関西国際空港はもちろん、明石海峡大橋や淡路島が見通せる。

若江城跡

室町時代初期、河内国守護畠山氏が築いて以降、数々の戦乱を経た若江城。天正年間はキリシタン大名の池田丹後守教正が城主となって教会などを作ったことから、八尾・三箇(現大東市)・岡山(現四条畷市)と並ぶ河内キリシタンの中心だったともいわれている。しかし、信長の石山本願寺攻撃の拠点として利用された後の資料が見つからず、長く“幻の城”だったところ、昭和47年、若江小学校の校舎建設時に中世の井戸・柱穴・溝などが発見され、その存在が改めて裏付けられた。その規模は東西約380m、南北約280mとも(『角川日本地名大辞典』)。現在、若江公民館前の歩道橋のたもとに城跡の碑などが建つが、いまだ謎が多いとされる。

岸和田市立浪切ホール

営業:9:00〜23:00 休業:第3月曜日とその翌日、岸和田だんじり祭開催日※設備保守点検などにより臨時休館の場合あり

関西国際空港より車でわずか10分の「岸和田市立浪切ホール」は、歴史溢れる街・岸和田にふさわしく、日本の伝統芸能鑑賞をメインに考えられた1552席の多機能ホールをはじめ、多様化する現代舞台芸術のニーズにフレキシブルに対応する全288席の小劇場、多目的ホールのほか、5ヶ国語同時通訳ブースつきの52名の円卓会議が可能な特別会議室に、大・小さまざまな会議室、研修室、本格的な料理に対応可能な調理器具に食器類を完備した「食の交流室」、バレエや演劇、合唱など様々な練習の場として利用できる練習場、各種アンプ、ドラムセットなどを完備した防音対応のスタジオなどがある。いずれも最新の設備を備え付けている。

旅行情報