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肥後橋

土佐堀川に架かり、西区と中之島を結ぶ肥後橋。かつては橋の北詰の中之島に肥後・熊本藩の蔵屋敷(諸大名が年貢米などを納めるため大阪に設けた倉庫)があった。明暦3年(1657)の「新板大坂之図」には、「肥後殿橋」との表記がある。当初は木橋だったが洪水で流され、明治21年(1881)には渡辺橋とともに、イギリスから輸入した鉄橋へ、また大正15年(1926)にはスパニッシュルネッサンス様式の豪華なコンクリート製の橋へ、その後もさらに2度架け替えが行われている。現在の橋は平成6年に改装されたもの。移り行く時代の中で何度も甦った肥後橋は、いまもなお人々や車の行き交う、活気ある様相を呈している。

今橋

東横堀川に架けられ、『大坂の陣絵図』などに名前が登場することから豊臣時代より存在したといわれる、歴史ある橋。橋の西詰め付近は江戸時代中期から両替商が軒を並べ、金融の中心街として繁盛した。それに伴って京橋町の道筋に新たに橋が架け替えられたので「今ばし」と呼ばれたとか。当時は橋長75.8m/幅員5.5mという、町橋としては規模の大きいものだった。橋のたもとから尼崎方面への乗合船も出ていた。火災被害のため幾度も焼け落ちており、明治時代に木桁で鉄杭のものに架け換えられた後、大正13年(1924)には、橋長70.4m/幅員8.4mの3径間ゲルバー式鋼鈑桁を用い、照明灯や高欄に鋳鉄を使用した立派な橋となったが、戦時中には鋳鉄類は供出されたようだ。現在の橋は平成6年に架け替えられたものであるが、照明灯や高欄は往年の姿を元にデザインされた。

マイドームおおさか

営業:7:00〜21:00(プログラムによって異なる場合有り) 定休日:12/29〜1/3

1・2・3階に合計6つの展示場、8階に7つの会議室を有する施設。展示場は全フロア絨毯敷き、ホテル感覚の内装となっている。3階の天井は高さ15mのドーム状になっており、ファッションショーなど多目的に利用が可能。さらに、隣接するシティプラザ大阪・大阪商工会議所とも連絡通路でつながっているので、展示・会議・パーティーなど、一体型のイベント開催もできるようになっている。また、1階にある「レストランマイドーム」は、立食形式では約150名、着席形式では96席が設けられ、催事後の打ち上げなどにも利用可能だ。

御堂筋

梅田から難波を結ぶ全長約4kmの大阪のメインストリート「御堂筋」。100年先の大阪の発展を見据えて、昭和12年(1937)に開通。当初より電線を全て地下に配し、905本のイチョウ並木を植え、周辺ビルのスカイラインも30m以内に制限した美しい景観をもつメインストリートとして注目を集めてきた。現在は、ビルのスカイラインは50mに緩和され、商業施設や、オフィスビルが立ち並んでいる。とくにミナミ近辺では、すぐ東側に心斎橋筋・戎橋筋といった繁華街が南北に平行に走り、東西には碁盤の目のようにオフィス街や、南船場・アメリカ村などのファッション街が交差し活気溢れる。また、近年では御堂筋沿道に、ヘンリー・ムーアや『考える人』で有名なオーギュスト・ロダン、高村光太郎など内外の有名作家による彫刻27体が飾られ、通り行く人々を楽しませている。毎年10月には、新たな大阪のビッグイベント「御堂筋Kappo」が開催され、歩行者に開放された御堂筋で、様々な体験型イベントが開催される。

多治速比売神社

営業:9:00〜16:00

梅林で著名な荒山(こうぜん)公園に隣接する、多治速比売神社(たじはやひめじんじゃ)は、530年ごろに創建され、多治速比売命(たじはやひめのみこと)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、そして学問の神様で知られる菅原道真が祭神として祀られている。多治速比売命が女神であることから、安産、縁結び、厄よけにご利益があるといわれる。天文10年(1541)に建てられた本殿は、細部に、龍・雲・波・蟷螂(カマキリ)・海藻・貝類など多種類の彫刻・彩色が施されており、建物への彫刻技術などが飛躍的に発展した安土桃山時代の建築様式を先取る建物のひとつとして、たいへん貴重なものだ(国の重要文化財/見学には予約が必要)。また、境内では、梅や桜、新緑、紅葉など四季折々の景色が楽しめる。10月の秋の例大祭では、7台のだんじりが勇壮に街中を曳き回される。

大阪企業家ミュージアム

営業:火・木・金・土10:00〜17:00水10:00〜20:00いずれも入館は閉館30分前まで 定休日:日・月曜日、祝日、年末年始、お盆

大阪を舞台に活躍した企業家105名(2006年11月現在)の事績を、ゆかりの品々とともに紹介するミュージアム。大阪商工会所などが中心となって、2001年6月、大阪産業創造館地下1階に開設した。企業家たちの高い志、勇気、英知を後世に伝え、企業家精神の高揚、次代を切り拓く人づくり、ひいては活力ある社会づくりをめざす。館内の展示は、近代産業都市大阪の誕生〜産業基盤を築く〜/大衆社会の形成〜消費社会の幕開け〜/豊かな時代の形成〜復興から繁栄へ〜と3つの時代・ブロックに別れ、それぞれの時代に活躍した企業家をパネル展示やビデオ上映などで紹介している。企業経営のヒントが得られるかも。

鞴神社

営業:9:00〜17:00

鞴神社(ふいごじんじゃ)は、生國魂神社(いくたまじんじゃ)の境内にある8つの末社のうちのひとつ。祭神は天目一箇神(あまのめひとつのかみ)、香具土(かぐつち)神など。鞴(ふいご)は火をおこす道具で、鍛冶の神、カマドの神として信仰を集めている。毎年11月8日には、鍛冶(かじ)や鋳物業の繁盛を祈願する伝統行事「鞴(ふいご)祭り」が行われる。日本美術刀剣保存協会ら大勢の参拝客を前に、5人の刀匠が鞴を使っておこした火で玉鋼を真っ赤に焼き、大鎚(づち)を振り下ろして鍛錬、奉納する。

黒姫山古墳

営業:ガイダンス施設は10:00〜16:00 定休日:ガイダンス施設休館日毎週月曜日・火曜日・祝日・12/28〜翌年1/5

黒姫山古墳は、全長114メートル、前方部の幅64メートル、高さ11メートルの前方後円墳。古墳時代の中期に築造されたと考えられており、中世には砦としても利用されていた。古墳の壕の周りには、周庭帯(古墳を綺麗に見せるための工夫)が施されており、当時の日本人の美へのこだわりがうかがえる。ガイダンス施設では黒姫山古墳の発掘調査で出土した甲冑や埴輪が展示されている。

ちはや星と自然のミュージアム

営業:4〜9月:平日10:00〜16:30/土日祝10:00〜17:0010〜11月:10:00〜16:3012〜3月:10:00〜16:00 定休日:火曜日(休日の場合は翌日)、年末年始12

大阪府の南東部に位置する府下で唯一の村・千早赤阪村。村営ロープウェイで標高約1000mまで上った金剛山山上には、広大な「府民の森ちはや園地」が広がり、その中心的交流施設として、ちはや星と自然のミュージアムが建つ。エコループや風力発電など、自然に優しい設計が施された館内には、金剛山の植物、野鳥、動物などについての写真や映像、音声、資料展示がずらり。コンピュータや図書を利用できる学習スペースもある。スライディングルーフのついた星見台には口径400ミリの天体望遠鏡が据えられていて、冬季以外は毎月、1〜2回の割合で星空観察会を開催。その他、様々な自然体験プログラムも用意されている。園地内にはキャンプ場やバンガロー、村営宿泊施設「香楠荘」もある。

千早赤阪村立郷土資料館

営業:9:00〜17:00(入館は16:30まで) 定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

大阪府下唯一の村である千早赤阪村は、金剛山麓の北西に広がる山里。山間の地形を生かした美しい棚田の風景でも知られる。同村は南北朝時代の武将・楠木正成の生誕地で、正成が産湯を使ったとされる井戸や、鎌倉幕府軍と戦った上赤阪城跡や下赤阪城跡、正成が再建したといわれる建水分神社(たけみくまりじんじゃ)など歴史を感じさせるポイントも数多く点在。千早赤阪村役場前から徒歩約10分のところに建つ郷土資料館1階には、楠木正成に由来する様々な資料が展示されている。また館内には村内で発掘された古代土器、戦前に村内で盛んに行なわれていた高野豆腐の製造に関する器具、山林の伐採に使われた道具、祭の地車(だんじり)の模型など村の歴史や暮らしぶりを伝える品々が所狭しと展示されていて興味深い。

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