全日本の観光地へ
公開:10:00〜17:00事前連絡要 休業:年末年始他
山尾家は、「十市郡新堂村」より移住したと伝えられ、「新堂屋」の屋号で、幕末には、町年寄を勤めた大商家である。道路に面した広大な敷地に、主家をはじめ、主屋西側に座敷を接続し、その北側に内蔵を配し、主屋の東側には道路に沿って隠居所、東蔵が並んでいる。明治10年明治天皇の今井行幸に随行した木戸孝允卿が投宿した時に使用した調度品等。幕末や文書などを展示。
公開:9:00〜17:00 休業:年末年始他
屋号を「細九」と称する金物問屋。建物は切妻造本瓦葺平入で、正面のみ、つし2階を設けている。後主屋の西北隅に、二間続きの「つのざしき」を増設し、さらに安政元年の大地震の翌年(1855年)には、つのざしきに接続して、西側に「ざしき」を建設し、床、棚、書院、風呂、便所も付属して、西側道路に門を開き、直接ざしきに通じるようになっている。
その他:非公開
江戸時代、「米彦」の屋号で米屋を営んできた家で,町家の面影を今に伝える。18世紀末の建設とみられ、19世紀初期頃正面のみ、つし2階を増設した切妻造本瓦葺。
公開:9:00〜16:00 休業:月
今井町中町筋にある。米谷家の住宅は、屋号を「米忠」といい、金具商を営なんでいた。年代は18世紀中期の建築と推定される。切妻造,本瓦葺,平入,正面は格子と板戸で構成された典型的な江戸中期の町屋の形式を留めている。現在,国有で一般公開している。*国(文化庁所有)
公開:9:00〜16:30ただし12:00〜1:00は休み 休業:年末年始他
軒から下げた杉玉が印象的な造り酒屋。屋号を「上品寺屋」といい、家蔵文書によると、明和9年(1772年)には、すでに酒造業を営んでいたらしい。大和格子が美しい。正面に太い格子を入れ、2回は塗籠となっている。屋根の東側は入母屋、西側は切妻の本瓦葺である。
公開:9:00〜16:00 休業:年末年始他
高木家は屋号を「大東の四条屋」と呼ばれたもと造り酒屋。切妻造、本瓦葺の2階建てで、主屋の西側に塀と門が設けられており、仏間、ざしきに上がれるようになっています。これは、武士用の玄関として用いられたそうです。2階は土間の一部を除き、全体が部屋であって、畳を敷き棹縁(さおぶち)天井を張って居室としています。江戸時代の生活用具や火縄銃なども展示しており、座敷に上がって見ることができます。
公開:10:00〜17:00要予約(16:30までに入館)毎週月曜日は定休日 休館:8月16日〜8月22日 休館:12月25日〜1月6日
代々惣年寄役をつとめた家柄にふさわしく,八ツ棟造りともいわれる複雑に入り組んだ入母屋造り。屋根は本瓦葺き。外部は白漆喰壁で雄大な構えをもち,民家というより城郭といった感じ。内部は片側が広い土間で,部屋は6間取り。お白州やいぶし牢跡などがあり,治安・行政に大きな力をもっていたことがうかがえる。
その昔,この町の有力な材木商人であったことを物語る,2階正面両端の円に木の字の紋,白と大和格子がひときわ印象的である。内部は6間取りで帖台構え,主屋西側には今井宗久好みの茶室があるなど今井町における上層町家のすぐれた遺構である。
公開:9:00〜16:00事前連絡要 休業:年末年始他
上田家の屋号を「壷屋」といい、今西家、尾崎家と共に今井町惣年寄を勤めた家柄。入母屋造本瓦葺平入、つし二階建で、大壁造りの妻をみせた外観は重厚な感じを与える。構造面では、棟通りにたいしてほぼ対照的な梁組は古式で、入口を西に構えているのも珍しい。見学には事前連絡必要。
営業:9:00〜17:00 定休日:月曜日(今井町の公共施設が休館になります)・祝日が月曜日の場合はその翌日
今でも江戸時代の街並みを残す今井町は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、今西家をはじめ重要文化財が数多く残る歴史的な町並みです