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大えんま堂に安置されている大王像は高さ2m、室町初期の作と推定される。「江戸16えんま」の一つとして江戸名所に数えられていた。安政2年の地震による倒壊後、エンマ像は本堂の片隅に安置されていたが、昭和50年に現在のえんま堂を再建した。
開園:9:00〜16:00無休 休園:12月27日〜1月3日庭園「邃渓園」のみ休園。彫刻ギャラリーは公開する(拝観料200円)。
帝釈天をまつり、行方不明だった板本尊が見つかったのが庚申の日だったことから庚申の民間信仰が盛んであり、60日ごとの庚申の縁日には除病、延寿の神として多くの参拝者で賑わう。柴又七福神の一つ(毘沙門天)。映画「男はつらいよ」で一躍有名になった。
幕末の大納言の娘と家臣の悲話が伝承されている。この姫の守護仏が、式部薬師として古くから万病と縁結びの守り仏として信仰されている。また、昭和38年中川放水路完成記念に建立された大鐘楼堂の「和光の鐘」は、両名の霊を慰める供養に用いられ、傍らに鐘の由来を刻んだ作家井上靖撰文の記念碑が建てられた。
祭神は伊邪那岐大神。御神体として祭る磨製の石棒は考古学上貴重な資料(秘宝につき未公開)。徳川3代将軍家光と8代吉宗はお鷹狩りのとき必ず参拝した。安倍晴明ゆかりの社で、当時、境内の敷地は五角形だった。境内には銅製の五重塔がある。
拝観:9:00〜17:00
江戸名所の一つとして古くから知られ、将軍家の祈願所でもあった。境内には、女優の養成に尽力した加藤ひな子の碑がある。本尊は秘仏。2010年には開山1150年を向かえ、開山以来初めて、本尊全身のご開帳を行った。
江戸名所の1つで、ハシカと安産の神としてにぎわった。祭神は倉稲魂命。境内玉垣には市川団十郎、尾上菊五郎ら江戸時代の歌舞伎役者の名前が彫られている。
大岡政談の一つとして知られる「しばられ地蔵」がある。本堂左側の小さな堂の中に荒縄でぐるぐる巻きにされた小さな地蔵尊である。盗難・厄除け、足留めの願をかけるときは、大岡裁きの故事に由来して地蔵尊を縄でしばり、願いが叶えば縄解きをする。毎年12月31日と元旦の2日間、だるま供養「結びだるま市」が開かれる。
柴又七福神の一つ。出世大黒天をまつる。
柴又七福神の一つ。宝袋尊をまつる。境内に小さなやすらぎ地蔵が並ぶ。
江戸時代、参勤交代で水戸街道を通る諸大名の参拝を受けた。境内に区文化財の愛染明王石像と樹齢約500年のラカンマキの大樹がある。