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首都の中央駅として,大正3年(1914)に完成,営業を開始した。丸の内側の開業当初の駅舎は6年余りをかけて造りあげた鉄骨・煉瓦・石造りの建築で,辰野金吾の設計によるルネッサンス様式。駅舎内にはクラシックホテルとして人気のある東京ステーションホテルもある。
現在の東京国立近代美術館工芸館。北の丸公園南端に立つ,煉瓦造で2階建八角塔屋付きの洋風建築。もとは,近衛師団司令部として,北の丸の中央にあった建物。国立近代美術館の分室として,日本の伝統工芸から現代工芸にいたる各種の工芸品を展示する。
JRお茶ノ水駅の南にそびえる日本ハリストス正教会の聖堂。ギリシャカトリックの大主教カサーツキン・ニコライが1891(明治24)年に建立したもので,以来,ニコライ堂の名で呼ばれてきた。建物はロシアの美術家シチュルポフが設計,J・コンドルが修正して完成したもので,平面はギリシャ十字形のビザンチン式,煉瓦造の建築。中央ドームの高さ約38m,ほかに尖塔状の鐘楼がついている。現在の建物は関東大震災後,昭和4年に修復されたもの。駿河台の丘高く望見されるドームは鐘の音とともに親しまれている。
樹齢は約300〜400年で現在5本残っている。
関東大震災後の犠牲者を弔慰するために建立。のちに戦災犠牲者も合祀した。
多摩霊園は約40万坪の敷地のうち,半分以上が武蔵野の自然を残した公園になっている。園内にはソメイヨシノ,シダレザクラ,ヤエザクラなど950本が碁盤目状に植えられ,春には見事な花のトンネルとなる。