全日本の観光地へ
小笠原諸島を発見したと伝えられる小笠原貞頼を祀った神社で、社殿は返還後に再建。例大祭は、発見した日とされる7月26日で、神輿や人力発見海洋レースなどが行われる。明治政府による開拓初期には、ここ扇浦に役所が置かれた。
北村小学校の開校は1887年(明治20年)。戦前の母島には沖村と北村に集落があり、1944年の強制疎開まで、ここに北村小学校があった。石段を登った両側に、製糖圧搾機の石ローラーを重ねた門柱が残る。ガジュマルに覆われた道路脇の石垣が当時を偲ばせる。
都道脇の壕の中に、戦時中の旧日本軍が設置した大型の探照灯の残骸が残っている。その先の都道脇にお地蔵様が2体あり、右側のお地蔵様の左手は、なぜか指が六本ある。
見学時間:日月火水木金土8:30〜16:30
小笠原村は、わが国の実に約1/3の排他的経済水域を占める。ここは都の水産試験施設で、資源保護や養殖漁業の研究等を行う。観察棟では小笠原に生息している魚貝類を見学できる。
亜熱帯気候を活かした東京都の農業研究施設。園内には色とりどりのハイビスカスやブーゲンビリアが咲く。小笠原の固有植物や世界の熱帯植物を集めた展示園は自由に見学できる。
母島の夕日ポイントの一つ。向島、平島、姉島等が一望できる。ザトウクジラのシーズンにはホエールウォッチングも可能。
兄島と兄島瀬戸を望む展望台で、潮流が川のように流れている様子がわかる。右手下に見える岬が長崎。
小港から八瀬川を渡って遊歩道をたどると中山峠に出る。北側は真下に小港海岸、コペペ海岸、遠くに二見湾が望め、南側は南袋沢の谷合やブタ海岸、南島周辺の島々が望める。
父島の西側の海を望む展望台で、水平線に沈む夕日は雄大。1〜4月はホエールウォッチングに最適。晴れた日は母島も見える。
母島の乳房山・堺ヶ岳などで見られるノボタンの仲間。7月頃に淡桃色の5弁の花をつける。固有種・希少種。