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鎌倉時代の創建とされる本殿は国の重要文化財で、珍しい形態で細部に華麗な装飾が施されています。表門は膳所藩の藩校「遵義堂」の門を移築したものです。また、境内の銀杏の大木(樹齢600〜650年)は、関ヶ原の合戦に敗北して捕らえられた石田三成が、京都に護送されるまで繋がれていたという伝説があります。
湖南アルプスの主峰、太神山の頂上近くにある天台寺門宗の寺。平安時代初期、智証大師円珍が創建し、本尊は円珍作の不動尊像。本堂は南北朝時代に再建されました。湖南アルプスのハイキングと併せて参拝する人が多いです。
営業時間:9:00〜16:30
伝教大師最澄の生誕地といわれ、境内には最澄の産湯といわれる井戸が残っており、霊地として崇められています。慈覚大師円仁が造った十一面観音菩薩像が本尊で、毎年8月18日には盛大な誕生会が行われます。
平安時代初期の創建で、須佐之男命らを祭神とする神社。室町時代初期の建築とされる三間社流造りの本殿は重要文化財です。緑の樹林を背景として、池の側に建つ姿は実に優美。
669年、天智天皇の命により社殿を建てたのが始まりとされ、唐崎神社とならび天皇の厄災を祓う七瀬の祓所のひとつとして名高く、7月には御手洗祭が行われます。また、忠臣蔵の大石内蔵助良雄の曽祖父である良勝が寄進した絵馬があります。
営業時間:9:00〜10:30詳細は要問合せ 営業時間:14:00〜17:00詳細は要問合せ
大正・昭和期の画家橋本関雪の別荘跡。江戸時代には東海道を往来する旅人で賑わった「走井の茶店」があったところで、安藤広重の東海道五十三次に描かれている「走井の井筒」という井戸があることでも有名です。松尾芭蕉の句碑などが建つ庭園の拝観や精進料理は要予約。
営業:9:00〜17:00 休業:無休
平安時代後期、村上天皇の第3皇子・悟円法親王の建立といわれ、歴代門主には皇族出身者が多くいます。京都御所から移築されたという宸殿は桃山時代の書院造りの重要文化財で、南側に広がる見事な庭園は相阿弥作といわれ、国指定の名勝です。水子供養の寺としても知られ、大津絵の初期から現在までの作品を展示した大津絵美術館も併設されています。
天智天皇の頃の創建と伝わる古社で、江戸時代には八大龍王社と呼ばれ水神として信仰を集めました。鎌倉時代の建造物である本殿は古色豊かで優美な姿をしており、祭神である天智天皇や弘文天皇などの神像とともに県の重要文化財に指定されています。
元亀2年(1571)明智光秀が築いた平城。その規模は明らかでないが、琵琶湖の水を引いて堀を巡らした、かなり広壮な城域を誇ったといわれ、天守も見事であったという。だが、城の運命は、光秀の天下と同じでまことにはかなく、天正10年(1582)光秀が山崎の合戦で敗れたあと、従弟の秀満が最後に拠って自刃し城も灰燼に帰した。以後は廃城となる。今も残る遺構は湖中に沈んだ石垣の一部のみであるが、現地に整備された公園には「坂本城址」の碑と光秀の像が建てられている。◎明智光秀(1528-82)美濃生れ。織田信長の家臣となり、丹波亀山の城主となる。信長を本能寺に殺し、山崎で秀吉と戦い、敗死。
大規模な前方後円墳で、付近の豪族の墓と推定される。被葬者については明らかではない。