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営業:9時〜17時 その他:年中無休
1624年に創建され、元禄年間に今の場所に移された。有名な人骨地蔵は顔、首、胸、両手両足に人の骨が塗り込められた地蔵で、色鮮やかな衣を身にまとい、高さは4mを超える。塗り込められている骨は無縁仏のもので、大円寺3世住職心岩が誰にも供養されることのない無縁仏を哀れんで建立したもの。
室生犀星は大正から昭和期にわたって活躍した詩人であり小説家。72歳でこの世を去るまで、作品中に繰り返し犀川を描き続けた犀星の文学碑が、犀川の流れを見つめるように建っている。碑には「あんずよ花咲け地ぞ早に輝け、あんずよ花着けあんずよ燃えよ」と妹のことを謳った自筆の詩が刻まれている。
営業:9時〜19時(土日祝10時〜) 休業:不定
寛永二年(1625年)創業の金沢で最も古い歴史を誇る酒蔵。すべての日本酒が、豊かな米と清らかな水のみを使う純米造りで醸されている。地元で愛される『福正宗』をはじめ、『黒帯』や『加賀鳶』などのブランドが揃う。また、作家物の酒器や和小物なども充実。まずは試飲スペースで自分好みの酒を探そう。
営業:10時〜18時 定休日:水 休業:年末年始
金沢クラフト広坂は、金沢の伝統工芸品を展示、販売するアンテナショップ。店内には加賀毛針や加賀繍(刺しゅう)、三弦(三味線)、和傘、提灯など希少な金沢の伝統工芸品の逸品が展示されているほか、ぬい針(420円)、花てまり(525円〜)、加賀水引など手頃な価格の商品が多数、販売されている。
営業:9時〜16時 定休日:火水木
1300年という、驚くほど長い歴史を持つ二俣和紙。加賀藩御用達の高級和紙として発展した。二俣紙すきの里古里館では、和紙の原料を栽培するほか、紙すきの道具や工程を展示・紹介している。予約をすれば、紙すき体験にも挑戦できる。金箔や押し花を使って、自分なりにアレンジしてみるのもおもしろい。
源平の合戦で名高い篠原古戦場の近くにある。白髪を黒く染めて出陣した平家の斎藤別当実盛が壮絶な最期を飾り、その実盛の首を洗ったと伝えられるのがこの「首洗池」。池のほとりには、松尾芭蕉の「奥の細道」で有名な「むざんやな兜の下のきりぎりす」の句碑が建っており、歴史に彩られた史跡である。
営業:9時〜16時 休業:4月〜11月は木曜休、他日曜休、年末年始、展示替休有
平治の乱で敗れた源氏の落人が、この地に伝えたのが始まりとされる、伝統工芸の牛首紬。その牛首紬に関する貴重な資料を展示しているのが、この「白山公房」。かつて使われていた織機「地機(じばた)」などの展示のほかにも、牛首紬ができるまでの工程を見学したり、売店で小物を買うことができる。
山代温泉を見下ろす、緑におおわれた小高い丘の上の公園が萬松園。薬王院裏から、ゆるやかな坂が続く自然遊歩道を20分ほど歩くと、ユニークな形の展望台・萬松園栄螺(さざえ)堂に到着する。ここの展望台からの眺めは格別で、木場潟や柴山潟に加え、白山連峰や遠く日本海までを見渡すことができる。
手取川に合流する直海谷川を、手取川第3ダムに向かっていくと、湖畔に見えるのがこの観察舎。渡り鳥が飛来することで知られるダム湖には、毎年11月末から翌3月にかけて、多くの冬鳥がやってくる。静かにバードウォッチングを楽しむには絶好の施設で、水鳥の様子をじっくりと観察できるポイントだ。
営業:9時〜16時30分 休業:12月中旬〜4月上旬、営業中月曜休、夏休み期間無休
尾口村にある手取川ダムは、周囲から運搬した岩石や土砂を積み上げて造ったロックフィルダム。その大きさは、高さ153m、幅420mにも及び、人造湖の水は石川県の水がめとして、また水力発電に利用されている。ダム近くに建つ展示館では、ダムの建設過程や構造などを興味深く学ぶことができる。