和倉温泉
能登半島随一の規模の温泉街。1200年前にシラサギが沐浴しているのを村人が見て,温泉を発見したという。こんこんと湯が湧き出すことから,“湧浦”と呼ばれ,現在の地名になった。近代的な旅館やホテルが海沿いに林立しており,1989年には和倉温泉シーサイドパークも完成している。カキ,寒ブリ,ナマコなど新鮮な魚介類が食膳を飾る。◎総湯湯の湧く浦。これが和倉という名の由来で,能登半島の付け根,七尾湾に面した海の温泉である。温泉街の中央に立つ総湯は,和倉温泉の歴史を刻む外湯。最近は建物も新しくなり,浴場にはジェット噴流や気泡風呂が設備されている。強食塩泉,90度の源泉を適温に下げている。皮膚病,神経痛,腰痛,気管支炎などに効果。隣接してたつ総湯には,竜宮風呂があり,9時〜20時。TEL(0767)62-2221