全日本の観光地へ
島津家の菩提寺がある宗功寺公園に隣接する、宮之城町の特産である竹を題材にした美しい公園。竹林公園の中には純和風の茶室が配され、日本庭園を眺めながら茶会を催せる。さらに曲水の宴が開かれる竹林庭園、広いグラウンド等が整備されている。竹をイメージした円筒形で4・7mもあるモニュメントも圧巻。
川内川に浮かぶ島と幅20mの滝を中心に整備された湯之尾滝公園。川の流れに挟まれた中洲にあり、夏場はキャンプ場としても楽しむことができる。川ではカヌーで遊んだり、のんびりと釣り糸を垂れたりとお父さんの遊び場もいっぱい。かけ回れる原っぱもあり、日常から解き放たれた気分に浸れること請け合いだ。
休業:ロケットの打上げ・燃焼実験時は立ち入り不可
総面積約864万平方mという広大な敷地内に、最新の技術を駆使して造られたロケットや衛星の組立棟や発射場をはじめ、気象塔、管制棟などが立ち並んでいる「宇宙センター」。この「ロケットの丘」の展望台からは大崎射点付近が一望できる。ロケットや射点等が一目でわかるようになっているスポットだ。
営業:9時〜17時 定休日:月火
たくさんの夢とロマンを与えてくれた大隅線の歴史を後世に伝えながら、鉄道の未来へ希望をかきたてるユニークな吾平町鉄道資料館。人々の交流、憩の場となるように作られた模型鉄道パノラマは一見の価値アリ。蒸気機関車や新幹線がリアルに走り、なかなかの面白さだ。資料館と隣接して鉄道記念公園も開設。
営業:8時30分〜17時 その他:年中無休
この吾平山上陵は、町のシンボルとして市民に親しまれている。全国でも珍しい岩屋の陵で、神代三山陵のひとつ。御陵域は9・35ha、窟内は3アールと広々としている。また、御陵は「小伊勢」とも呼ばれ、春はサクラ、夏はカジカ、秋は紅葉と四季折々に表情を変える山紫水明の地として大勢の人が訪れる。
営業:8時30分〜17時(7月〜8月は〜19時) 休業:年末
吾平山陵の隣に位置する約96ヘクタールの広大な公園。四季折々の花々が咲き競う「花の広場」をはじめ、大隅地方の民家を紹介する「大隅の家」、大隅の歴史をモチーフに遊具を揃えた「歴史の広場」、九州一のスケールの本格カート場など見所・遊び所がいっぱい。自然の中で思いっきりリフレッシュしよう。
営業:9時〜16時(11月〜3月は〜15時30分) 休業:荒天により休あり その他:年中無休
田尻港を出航して枇榔(びろう)島沖を通り、佐多岬海中公園内を巡る水中展望船「さたでい号」。客席が海面下にある半潜水型展望船だから座席のガラス窓越しにサンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚を眺めることができる。所要時間35分の海中クルージング。透明度の高い、エメラルドブルーの別世界を存分に楽しめる。
2連の滝の上流が幅4m、高さ4mの男淵。その3mくらい下流に幅5m、高さ5mの女淵がある。昔はその川の両側に樹木が茂り一人では行けないような暗い場所だった。淵には柳の木がなびいて、その枝に髪の毛が3尺もある美人が乗って髪をすいていたという。もっとも今では柳の木は伐採されてしまったが。
道路沿いの鳥居をくぐり、左にアコウの大木を眺め、木製の階段を21段登る。2本あるうちの左の、樹高8m、樹長12m、根回り2mのソテツには「日本一の大ソテツ」という看板が立つ。くねくねと湾曲した枝を支えるため堅固な柱が添えられている。長い年月、台風や冬の季節風に耐えたその生命力には圧巻!
10代島主種子島幡時は修験道の犬神使いで、その修行の地がこの辺りであったことから名付けられた犬城海岸。その北端に、海水で満ちることのない洞窟が佇む。中へ入ると、小さな鳥居とほこらがあり、幡時が祭られている。馬立とは、行方不明になった幡時の帰りを立ったままで待ち続けた愛馬に由来を発する。