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阪急夙川駅/南西へ、静かな住宅街のなかに悠然と構えるこの教会は、昭和7年に建てられたもの。13世紀に建設されたフランスのサント・シャペルがモデルでフランス人の神父の指導のもとに梅木省三が設計したという。重厚なゴシック様式の建物で、正面玄関、高さ33mもの尖塔、柱が1本もないチャペル、ステンドグラスなど、荘厳な雰囲気にあふれている。教会音楽会なども開かれる。阪神間に住む若者の結婚式が行われることも多い。正午には夙川の街に鐘が鳴り響く。
幕末のころ、黒船来襲に備えて幕府軍艦奉行勝海舟の勧めで造られた砲台。石造り円筒形建物、高さ12m、周囲53m、三層で二層目に12の砲眼があけられている。1866年に完成。
現役灯台。文化7年(1810年)、今津の酒造家長部長兵衛が建造(昭和59年復元)。
甲山の山麓に広がる森林公園。松を主体にツバキ・ツツジ・ハギ類が繁り,人工池,ピクニックコース,記念広場などがある。
夙川に沿った遊歩道公園で、南北約2.7kmの河川敷。平成2年3月“日本さくら100選”のひとつとなる。
甲山のふもとにあり、天長8年(831)に開かれたといわれる古寺です。境内から市街地を一望でき、ハイキングコースにも名を連ねます。本尊の「如意輪観音坐像」は日本三如意輪の一つで、国指定の重要文化財です。毎年5月18日に公開されます。
橋寺と呼ばれ、証空上人が野武士の蛮行を諭し生計を立てるようすすめ、通行税をとって橋を管理し,その後橋を守るため寺を建立した。
“西宮の戎さん”で親しまれる福徳神。正月の十日戎には百万人を越す人出となる。境内をめぐる大練塀、表大門など国や県、市が指定する文化財も多くある。
名塩御坊とも呼ばれ、名塩の家並みを見おろす高台に建っています。室町時代に蓮如上人によって創建され、寺には多くの貴重な資料が残っています。櫓か天守のように見える建物は太鼓楼といわれ、昔は太鼓で時間を知らせたそうです。
門戸の厄神さんとして親しまれ、毎年1月18日、19日の厄除け大祭には多くの参詣者でにぎわう。