総持寺
大阪府茨木市総持寺1-6-1
阪急電車京都線総持寺駅下車、徒歩5分、西国第二十二番の名刹として知られる高野山真言宗の総持寺は、平安時代の貴族で「山蔭流庖丁式」または「山陰千日料理」の創始者、および包丁道の祖として知られる藤原山蔭により創建された寺である。もともとは元慶3年(879)の頃、山蔭が父・高房の遺志を継いで、白檀の香木で造像した千手観世音を、氏寺として建てた寺に安置したのが始まりとされている。後に孫娘(もしくは曾孫)に当たる時姫が一条天皇の外祖母となったため、総持寺も一条天皇の勅願所となり、さらに白河、鳥羽天皇の勅願所となったことで隆盛を極めるようになった。毎年4月18日に境内で執り行われる包丁式では、神職の人が大勢の来賓を前に、座敷で包丁をつかって華麗に魚をさばいで見せる。また、料理店や家庭でつかわなくなった包丁を奉納するための包丁塚なども。