増富ラジウム温泉峡
山梨県北杜市須玉町比志
金峰山とみずがき山の山合い、原生林にかこまれ、深い渓谷美をみせる本谷川をのぞむ静かな山の湯。豊富なラジウム含有量を誇る放射能泉で、泉温は低い。その昔、武田信玄が金山発堀の折、山に住む動物たちが沼に入っているのをみて、傷病兵を湯治させ、とても効果があったと伝えられている。神経痛・リューマチ・切り傷・糖尿病・婦人病等に特効がある療養温泉として、湯治客に人気が高い。とくに入浴・ガス吸入・飲用の三つを併用することが湯治の秘訣といわれる。温泉郷から本谷川沿いに気軽に歩ける遊歩道があり、マイナスイオンいっぱいの森林浴が楽しめる。