全日本の観光地へ
片山津温泉と柴山潟を見渡せる高台に建つ真言宗の寺。本尊は「薬師瑠璃光如来」。毎年8月16日には柴山潟で先祖供養の「灯篭流し」が行われる。
白山五院の一つ。平安時代初期の木造十一面観世音菩薩像や鎌倉時代の不動明王像を所有している。また境内背後には明覚上人の供養塔が建ち、国の重要文化財に指定されている。
加賀地方では白山比め神社に次ぐ大社で、文化財も多い。毎年2月10日に行われる「御願神事(ごんがんしんじ)」は俗に「竹割まつり」とも言われ、1300年も続く神事である。夏の大祭「天神講」(毎年7月24日〜26日)には、お祓いの特殊神事が毎日行われ、蝶の舞と呼ばれる珍しい稚児舞を見ることができる。
大聖寺藩の祖である前田利治公と、学問の神様、菅原道真公をお祀りしている。境内は旧藩邸の一部で旧観を残し、注目すべき武家庭園として市の文化財に指定されている。重要文化財「長流亭」、深田久弥文学碑、「梅花庵」(公均の間)、「竹けい館」(第十四代藩主の居館)等歴史的、文化的なものが多く残る。
秋には白萩の名所として知られる加賀曹洞宗の寺院。大聖寺藩主の菩提寺であり、歴代藩主(初代〜14代)とその家族、殉死者を祀った位牌堂「御霊屋(おたまや)」は見事。
大聖寺城主山口玄蕃の菩提寺で、曹洞宗に属する。江戸末期の作で、517体のうち1体も欠ける事なく安置されている五百羅漢像は、一見の価値あり。境内には芭蕉の句碑が建っており、芭蕉が泊まったとされる当時の部屋が茶室として復元されている。
古墳時代中期(5世紀後半)の前方後円墳。全長56m。石棺の一部を外から見ることができる。秋にはたくさんのヒガンバナが花を咲かせる。
篠原の合戦に赴く際に、老将斎藤実盛が白髪を染めるのに使っていた銅鏡を沈めたと言い伝えられる約12平方mほどの池。年一回祭り前に水をくみ出し、清掃する時に拝むことができる。
源平合戦の古戦場。源(木曽)義仲の幼い頃の命の恩人である老将斎藤実盛の首を、そうとは知らずに落とし首を洗ったとされる「首洗池」や、その実盛を祀った「実盛塚」などがある。(写真は実盛塚)
6世紀後半〜7世紀末のものと推察され、開口したもの80基、群集密度は日本海側随一。出土品は収蔵庫で見学できる。(冬期休業)