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御宿駅の南東,岩和田岬の丘の上に立つオベリスク型の巨大な白大理石張りの碑で,高さ17mもある。1609(慶長14)年,当時スペインが統治していたフィリピン群島の総督ドン・ロドリゴの乗った船が,御宿の沖合で難破し,乗組員300余名が救助された。これがもととなって,のちにわが国とスペイン・メキシコの通商へと発展したとし,昭和3年に碑が建てられた。
勝浦と同様に鮮魚店が少なく,野菜や果物,生鮮食料品の店が多い。美しい砂浜で知られる御宿町は,海水浴シーズンはもちろん,別荘やマンション,保養所などの新設で周年賑わいを見せている。地元産の天日干しの干物類や,近くの岩和田港でとれる鮑やサザエもおすすめ。毎月2と7の日7時〜12時。
砂浜に王子と姫の乗ったラクダ像。
白砂,遠浅で昔から海水浴場として知られ,海女で有名。童謡“月の沙漠”の像がある。
古くは城下町として栄えたこの小さな町の経済振興のために“楽市”を設けたのがこの六斎市の始まりとか。1の日は中町通りに,6の日は下町通りに市が立つ。温かさのある朝市。1と6のつく日の7:00〜12:00開催。