湯の峰温泉
和歌山県田辺市本宮町湯峯
熊野川の支流湯ノ谷川に沿って宿が並び、周囲を杉林に囲まれた静かな谷間のいで湯。1日に7度色が変わるという「つぼ湯」をはじめ10余の泉源から湧き出る湯煙でもうもうとしている。日本でも有数の古い温泉で、平安朝以来、熊野詣の湯垢離(ゆごり)場として広く世に知られている。泉質は含硫黄-na-炭酸水素塩泉で92℃・皮膚病・リュウマチ・胃腸病などに効く。共同風呂が3ヶ所あり、うち1ヶ所薬湯として使われている、また、熱湯の出る湯筒もあって、地元の人たちや観光客が温泉たまごや野菜・山菜などをゆでていたりする。◎つぼ湯東光寺のすぐ横を流れる小川の橋のたもとにある。泉質は含硫黄-na-炭酸水素塩泉で泉温は92℃と高く、主に神経痛・リュウマチ・糖尿病・皮膚病・婦人病に効く。小屋に囲われた混浴の共同浴場となっていて、3人も入れば満員になる。1日に7度湯の色が変化するといわれている。30分交替制/6時〜21時30分